2014年3月5日水曜日

画面仕様書にはどこまで詳細を書くか

仕事でソフトウェア開発をしていて仕様書を書いてますけれども、今週から画面設計の部分にとりかかりました。そこで考えるのは、仕様書に画面設計の詳細をどこまで書くか、ということです。

以前仕事をしたある職場では、画面仕様書に関係する関数名や変数名の一覧まで書いてありましたけれども、ちょっとそこまでやるのはやり過ぎだと思います。実際コードを書く際にいくらでも変更される部分ですし、いちいちドキュメントを修正していたら手間がかかりすぎてそのうち仕様書を見向きもしなくなるでしょう。

逆に、以前アジャイル開発をした時は画面設計というはむしろ仕様書自体、開発中は全く手を付けていなかった状態でした。それはそれで最後に時間がなくなり、結局まともな仕様書を残すことはできませんでした。まあ、それは仕様書を残す必要のない性質のプロジェクトだったからよかったものの、そうでなければ少々まずい事態でしたね。

その辺の落とし所は一概にこうすればいいというものではなく、プロジェクトごとの個々の状況に応じて変わってくるんだろうなと思います。今回の僕の方針としては、機能を文章で説明しつつ、ごくごく簡単なワイヤフレーム(白黒で装飾の全くないもの)でボタンやテキスト等の要素の配置を示すことにしたいと思ってます。詳細に立ち入りすぎず、かつ機能の説明を最低限のラインで果たしているという感じを目指します。

あえて、「全ての機能を完全に」書くのではなく、文章の文脈や図などを見れば必然的に想像できることについては記述を省略する・・・って構成にできれば理想的です。この加減や方法については今後も研究していきたいと思います。

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