2014年4月12日土曜日

エンジニアの差は「最後のツメ」に出る

設計書とかプログラミングとか、エンジニアの成果物にはクオリティが求められますけれども、結局のところどこに差が出てくるかというと、いわゆる「最後のツメ」ってやつですよね。

頻度は少ないものの重要なユーザの操作に対するちょっとした仕様の工夫だったり、万が一のための例外処理で最悪の事態を避けるものだったり、ハッキリ目に見えて分かりやすいものでは無いかもしれないですけれど、「何かあった時に違いが分かる」ってやつです。

しかしまあ、そういう「最後のツメ」のクオリティを上げるっていうのは、義務感とかじゃ無理だと思うんですよね。僕は、「こだわり」だと思うんですよ。気になって仕方ないっていう感覚のほうが、正しいと思うんです。

ちなみに、この最後のツメをしつこく追い求めていると、結局1時間で終わるはずだった作業が2時間もかかってしまったりします。しかし、最後のツメを甘いままに作業を終わりにしてしまったら、例えば後になってミスが発覚し、しかもその前提で進めてしまった別の作業の部分も併せて修正を入れるはめになり、結局トータルで4時間かかったりするのですよ。

決して分かり易くないけれど、やっぱりそういう差ってあると思うんですよ。

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