2014年5月10日土曜日

Safariで"戻る・進む"時のキャッシュを無効にする

Webアプリの開発時に、ブラウザの戻る・進むボタンを押した時にキャッシュを使われるのは時として都合が悪いことがあります。そういう時は、HTTPレスポンスヘッダを設定するのが一つの手段です。

ちなみにPHPですと、このキャッシュを無効化する機能はキャッシュリミッタとして言語に標準で実装されていたりします。さすがWebアプリに特化した言語ですよね。
http://www.php.net/manual/ja/function.session-cache-limiter.php

上記マニュアルによれば、該当するヘッダは

Cache-Control: no-store, no-cache, must-revalidate, post-check=0, pre-check=0

ですね。そこで、現在Rubyで開発しているシステムで同様のレスポンスヘッダを設定してみたところ、上手くいくと思ったらこれがSafariだと効きません・・・。

色々レスポンスヘッダをいじってみますが、結局ダメでした。ちなみに調べてみるとヘッダでもHTMLのメタタグでもダメで、Javascriptに頼るしかないようです。
http://stackoverflow.com/questions/11979156/mobile-safari-back-button

上記URLによると、次のようなスクリプトを使えばよいようです。

window.onpageshow = function(event) {
  if (event.persisted) {
    window.location.reload()
  }
};

URL中の説明にもありますが、jQuery経由では動作しないので生のJavascriptで書きます。これで Safari でも"戻る・進む"時にキャッシュではなくサーバから読むようになります。

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