2014年6月24日火曜日

UI設計とは想像力である

良いUIを設計するのには何が必要なのか、と問われたら、僕は「想像力」と答えます。実際にそのシステムを利用するユーザは誰で、どんな目的で、いつ、どういうタイミングで使うのか。場合によってはそのユーザの置かれている立場や、年齢、性別、性格、あるいはその時の気分まで想定することによって、いかにリアルに使っている時の状況を思いうがべることができるか。そこの勝負だと思うんですよね。

さらに、ボタンや入力欄などの要素はどう配置たら使いやすいのか、実際に自分がそのシステム使っていると想像する時のリアルさが研ぎ澄まされているほど、使いやすさに考慮したデザインが出来るでしょう。

確かに経験があれば、ある程度かこに制作したUIとの類似点から、とりあえず失敗しない程度のUIを作ることは出来るかもしれません。しかし、あらゆるプロジェクトは同じように思えても1つ1つ違うものです。そして、そのUIに触れるユーザもまた、その類のシステムに触れるのは初めてかもしれないのです。であれば、例えば自分が初めてそのUIを触れているようなつもりになって、まっさらな気持ちで見なおしてみることで、どうすればもっと改善できるかが見えてくるじゃないか、と思っています。だからこそ想像力が必要だと思うんですよ。

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